2016年 5月 27日
2016年5月25日、欧州議会及び欧州理事会は、これまで審議を行ってきた医療機器規制(MDR)、体外診断用医療機器指令(IVDR)について合意に至った旨の発表を行いました。
オランダ、ハーグに所在するEmergo Groupのコンサルタントによれば、一次読会で審議された規制案は6月中旬にも公開される予定です。同規制は、2016年秋にも採択が見込まれています。医療機器については3年間、体外診断用医療機器については5年間の移行期間が設けられる予定です。
これにより、欧州で医療機器を販売するためCEマーキングを取得している製造業者は、医療機器の場合は2019年秋まで、体外診断用医療機器の場合は2021年秋までにそれぞれMDR、IVDRへの適合が求められることになります。
Emergo by ULは一次読会で審議された規制案の公開に注視しています。
*リンク先は英語のページになります。
To read the related article in English, visit Emergo by UL website:
"Agreement Reached on Europe’s Medical Device and IVD Regulations".