2016年 3月 25日
米国FDAは、診断用採血機器のクラス分類の引き上げ(クラスI からクラスII、もしくはクラスIII)を検討している旨の発表を行いました。
FDAの提案では、針刺し事故予防機能付きの単回使用ランセット、針刺し事故予防機能なしの単回使用ランセット、そして、一人の使用者が繰り返し使用できるランセットの3つの種類の採血用ランセットのクラスを、クラスIからクラスIIに引き上げることを検討しています。また、複数の使用者が繰り返し使用できるタイプの採血ランセットは、クラスIIIに引き上げられることが検討されています。
この提案は、血液感染や局部組織感染、針刺し事故などのリスクを軽減するための取り組みから生まれたものです。同発表に対するコメントは、2016年6月1日まで受け付けられています。その後、FDAは本件についての最終的な決定を行うことになります
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"US FDA Plans Up-Classification of Blood Lancets".